ペガサス
ペガサスとは
ボディバイオメカニクス、固有受容性感覚,コーディネーション、筋力、柔軟性などの質向上の為の様々なエクササイズを行うことができます。 固有受容とは、位置、動き、力の受容器のことで、関節包の受容器、靭帯の受容器のほかに、筋紡錘、腱紡錘、関節上の皮膚の動き受容器をさし、これら感覚受容器を刺激することによって神経や筋の働きを高め、身体機能を高めるテクニックであるといえます。 神経障害や筋力低下、協調性の障害、関節可動域の制限などを改善したり、日常生活に必要な運動機能を獲得できます。 また自然な正しい姿勢の獲得にもつながります。
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感覚受容器に与える刺激は代表的なものには、抵抗、牽引、圧縮、伸張、運動パターン、タイミング、放散があります。 Pegasus®は、これらを効率よく達成することが可能で神経と筋肉のつながりをよくして運動をしやすくします。脳への感覚神経、脳からの神経と筋肉のつながりを強くし数を増やし日常生活の活動を高め、バレエやヨガなどスポーツなどの技能を高めるでしょう。
基本コンセプト
- ① 抵抗
等尺性筋活動や等張性筋活動を起こさせて、筋活動の促通、筋力・持久力の促進、協調性の増大、運動認識を高めます。筋活動は正常な機能を回復・促通するために必須な方法です。 - ② 牽引・圧縮
関節面を牽引したり圧縮したりして関節面にある受容器を刺激します。牽引は、筋反応を高め、運動をさらに促通するために用います。圧縮は、筋反応や安定性、抗重力筋の収縮を高めます。 - ③ 伸張
筋を伸ばすことで筋紡錘が刺激され、伸張反射が起こり、筋が反応しやすくなります。特に伸張反射が誘発される瞬間に随意努力をさせるとよい反応が得られ、また筋疲労を減少させます。 - ④ 運動パターン
螺旋的、対角線的な動きを特徴とした、正常で機能的な運動です。 - ⑤ タイミング
調和のとれた運動を生み出す一連の筋収縮の順序のことをいいます。最も強調された機能的な運動の正常なタイミングは、遠位から近位に向かって行われます。