マットピラティス資格コースとDMPコース
2019/02/22こんにちは!
BESJマットピラティス・マスタートレーナーそしてDancers Movement Programマスターティーチャーの杏奈です。
先日、私が講師をさせていただいているBESJマットピラティス指導者養成コースとDancers Movement Program(以下DMP)トレーナー養成コースの両方を受講してくだ さった方とお会いする機会がありまして色々とお話を伺いました。その方は、東北でモダンダンスの『雫石ダンススタジオ』 https://www.shizukuishidancestudio.com/ をされており受賞経験もあってかなりご活躍されています(^ ^)
『ピラティスをしていただく事で基本的に身体を整えることが出来ている。そしてDMPコースで学んだ事を実践していることで、生徒たちがとても強くなっていると 実感している』
『生徒たちがピラティスを通して体が強くなってきたことはもちろん、形で動きを取るこ とではなく、エクササイズで使ったどこの筋肉を使って動けば良いかと考えながらレッス ンを受けてくれるようになったのも嬉しい変化でした。プリエとタンジュが終わるとお尻 の下をさする生徒がいて、「股関節の深層筋群意識してやったらすごく痛い。こんなに辛 い動きだったんですね」ですとか、腰で反るのではなく胸を使いなさいと言われてたのが 分かった(胸を伸展する使い方が分かった)とか。』とのことで満面の笑みでお伝えくださいました。
BESJマットピラティスのプログラムはプレピラティスが豊富で、身体の機能を改善する 為にとても役に立ちます。これを、仮にマイナスからゼロにするというような表現をしてみます。
DMPのプログラムは更にダンスに踏み込んで、股関節の調整と強化やアラベスクを強化し たり、足部を強化したりと、また他ではあまり聞かれない「バイオテンセグリティ」を機 能的な引き上げの為に取り入れており、より安全なダンスに必要な身体作り、パフォーマ ンスを向上させる内容となっております。
この事をゼロから(ダンスの為に)プラスにするということが言えます。
先程の東北の方はまさにピラティスでマイナスからゼロに、DMPでゼロからプラスにピラティスとDMPを両方活用していただくことで、生徒様のお身体強化に繋がっていると 感じました。DMPはピラティスの使い方をベースとしていますので、とても相性が良く。私自身も身体の調整や強化に両方を取り入れております。お陰様で50歳目前で痛いところゼロで元氣に踊れています。
そして、これはまた別のお話なのですが静岡にピラティストレーナーでDMPトレーナーの方がいらっしゃいます。この方がいらっしゃるスタジオはこちらです as-fitlab.com
この方はダンスではなく一般の方や高齢者の方々にDMPのムーブメントを提供され、効果 を感じているとお伝えいただきました。
『私が思う、DMPの高齢者に対する応用は、
☆テンセグリティを活用すると、無理のない体の使い方がわかってくること、我慢してやっ ていたポーズや動作が実は我慢するものではなく理にかなった動きを習得することで、慢 性的な故障が改善していく
☆筋膜や結合組織、内臓を知ることで体の変化を老化ではなく『成長』として捉えること ができる、歳だからできない、ではない捉え方でチャレンジすることができます。
☆無理ではない、チャレンジできる!という流れができると脳の活性化がおきる
気のせいだと思うのですが(苦笑)10年以上通われている方も多いのですが、皆様本当に 見た目が変わらず動作も衰えを感じさせません。変形性関節症や50肩の改善を目的にスタートされた方々が10年、特にDMPを取り入れてい るこの一年、身長が伸びたり歩くスピードが上がったりしています。』
『最近は、パーキンソン病患者会の皆様にもレッスン提供する機会が増えたのですが、 DMPが抜群に効果的です。キャッチボールを昨日は入れてみたのですが、反応速度が劇的 に上がりました。元ラグビー選手だったという高齢男性がキレよくパスを出した時は鳥肌 が立ちました。』
と、なんとも頼もしい!嬉しいお声を頂戴しました!
DMPを高齢者の方々に向けて!これは今後の為にも探究していく価値がありますね。これからもプログラムを更に進化させる為に更なる探究を続けていきます!最後までお読みくださり
有難うございました。